【第1子妊娠】別れ
報告を兼ねて日記を書くことにします。
花が誕生してから10時間が経過した後、
体の機能(肺や脳や心臓)は正常なのに
突然体に酸素を取り込めなくなったようでお空に戻ってしまいました。
お別れまでの間の状況はこちら下記をどうぞ。
突然NICUのドクターから、
未熟児センターに私を連れて来るようにとの連絡が入ったようで、
看護婦さん達が急ぎ足で車椅子を押してきて
私の様態をチェックすることもなく、
「ドクターからのオーダーなので!」とだけで、
車椅子に移され点滴も一緒にNICUへと移動させられました。
その後私はモルヒネを投与してもらいながら、
主人と一緒に花に励ましの言葉をかけ続けて2時間経過。
私の血圧が急低下し意識がモウロウとしこともあって
一時部屋のベッドに戻されたのが真夜中の12時頃です。
勿論眠れるはずはなくただひたすら祈ってました。
朝4時20分。
NICUのドクターから連絡が入り、
また同じような感じで急いで未熟児センターに駆けつけたところ、
今回は、
ドクター 「どちらが先に抱きたいですか」と。
私 「ハッ???????」
ドクター 「最善は尽くしたんですが…。」
・・・・・・・・・・・・・・。
頭の中、真っ白でした。
号泣です。
私も主人もNICUのドクターや看護婦さんも一緒に泣いてくれました。
しばらくして主人が「先に、妻に抱かせてやってくれ」と言ってくれて、
各宗教の神父さん達に背中をさすられながら、
私はようやく花を抱くことができました。
おかげで息絶えていく我が娘を最後まで見守ることができました。
主人は息絶えた花をギュッと抱きしめ悔し泣きです。
それから2日後、
薬なしでは10Mも歩くことが出来ないまま私は退院。
米軍基地ということもあって、
出生証明書や死亡証明書に時間がかかりましたが、
今日ようやく花の送り出すこと(火葬すること)ができました。
まだ傷が癒えないので浮沈みが激しいのが現状です。
ですが今になって思いかえしてみれば、
花が生きていた10時間(私にとっては約7ヶ月間)、
私達は花からたくさんの事を学ばせてもらえたことに気づかされました。
そして今回のことでさらに夫婦のきづなが深まり、
これまでよりお互いを愛おしく思いやりあえるようになったように感じます。
今ようやく、
天国にいる花に「ありがとう」と言える気がします。
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