【第1子妊娠】突然訪れた出産

午前11時、突然の出血がありました。

急いでナースコールのボタンを押しました。

出血は止まるどころか量が増えるばかりなので、

“緊急帝王切開”での分娩とのことです。


予想もしなかった急な展開の中、

早くに生まれてこなければならない我が子への不安と、

初めての手術に対する恐怖がいっきに襲ってきて、

大泣きしながらERへ運ばれました。


午前11時半、主人が仕事から駆けつけてくれ、

ギリギリ手術前に主人の顔を見ることができてすごく心強かったことだけ覚えています。


24週と5日での出産は危険との隣り合わせと前もって言われてましたが、

手術室に向かう途中、

たくさんの看護婦さんや衛生兵、NICUのドクターに励まされ見送られたことからも、

この出産が大きな危険と隣り合わせているのかよく分かりました。


手術室には更に多くのドクターと看護婦さんが忙しそうにバタバタしてました。

緊張しながらも周りを見渡してしると

麻酔のマスクが口にセットされて意識がモウロウと…。

モウロウとしていく中呼吸ができなくなるので本気で死ぬのかと思いました。


午後3時半、目が覚めた時に主人が側に座っててくれてました。

涙が出るほど嬉しかったです。

主人    「元気な女の子、花が誕生したよ。」

ドクター  「小さな体で一生懸命産声を上げていましたよ。」

私はそれを聞いて、

お腹の傷が響いて痛いながらも嬉しさと安心で大泣きでした。


妊娠32週未満の上に逆子とのことで、

普通の帝王切開ではなく縦に筋肉を切るというちょっと変わった帝王切開だったようです。

英語名はクラシカル シーセクション(Classical Caesarean section)。



花へ

元気に生まれてきてくれてありがとう。

花が元気でいてくれることがママには一番の幸せだからね。



無事、母子ともに何事もなく乗り越えることができました。

心配してくださった方、

応援してくださった方どうもありがとうございました。

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